歯科医院に行くまでにはどうすればいいのでしょうか?
これはやらないでほしい!!ということを説明していきます。
まず、外れたものを瞬間接着剤などでつけるのは絶対にやらないでください。
歯科の接着剤は医療用に作られていて、特にお口の中の過酷な環境にも耐えられるようにできています。
瞬間接着剤などはそういったものに耐えられるものではないので、またすぐに取れてしまう場合があります。
それだとまだいいのですが、逆に取れなくなってしまって詰め物を壊して外さないといけなくなったり、虫歯があるとそのまま進行してしまったりします。
それから唾液の中には細菌がたくさん存在しています。
歯科医院でつける時は消毒して乾燥させてからつけるので問題はないですが、自分でつけてしまうとそういったことが出来ず、細菌を閉じ込めてしまうことになります。
それは虫歯を作ることを助長させてしまうことになるのでそういったことも含めて自分でつけることは止めましょう。
あとは詰め物が取れた歯で、あまりものを噛まないようにしましょう。
詰め物が取れた歯は強度が弱くなっています。
硬いものを噛むとヒビが入ったり、割れたりする可能性があります。
特に歯が割れてしまった場合は抜かなくてはいけない状態になってしまうかもしれないので気をつけましょう。
それから、詰め物が取れてしまった歯に神経がある場合は、表面が神経に近くなっているため冷たいものや温かいものがしみる場合があります。
それによって神経に刺激を与えすぎると神経が中で死んでしまう場合があるので、詰め物が取れた歯の方に入れないようにする、冷たいものはぬるめにするなどして少し気をつける必要があります。
もし詰め物が外れてしまった時に思わず飲み込んでしまう場合もあるかもしれません。
詰め物が胃に入ってしまえば2.3日で便と一緒に出てくるので特に問題はありません。
しかし、飲み込んだ時に咳き込んだり、喉に異物感があったりする場合は気管に入ってしまう可能性があります。
普通は咳で出てきますが、子供や高齢者は咳の勢いが足りなく肺に落ちてしまう場合もあります。
また成人の場合でもスルッと入ってしまうことがないわけではありません。
もし心配がある場合は内科にいってレントゲンを撮って確認しましょう。
取れた場合の対処法ややってはいけないことなど、いろいろ書いてきましたが、なるべく早めに歯科医院に行くことに越したことはありません。
1.2週間だとまだ虫歯は進行しませんが、それ以降になると痛みがなくても虫歯は進行していきます。
虫歯が大きくなればなるほど治療費もかかってしまい、治療期間も長くなってしまいます。
虫歯や、詰め物が取れてしまった歯は自然に治ることはないので必ず行かなければいけません。
早めに行ってプロに診てもらい、適切な処置をしてもらいましょう。