永久歯は親不知を除いて全部で28本あります。
しかし、年齢と共に虫歯や歯周病が原因で歯を失っていって
しまいます。
そこで、日本では80歳の時に自分の歯を20本は残っている
状態を目指しましょうと言う「8020運動」があります。
なぜ、20本なのかというと、最低20本あれば食事などに
困らないからです。
しかし平成28年の調査では、日本の80歳の残存歯数は15本。
スェーデンでは19本、アメリカでは18本と言う結果です。
以前に比べると、日本でも予防歯科に関心を持つ人が増えましたが
世界に比べると、やはり低いのが事実です。
歯は、普通に噛めている時には、それが当たり前のことのように
思います。
しかし、過去に雑誌プレジデントに掲載されていたアンケート調査で
70歳代の方の「人生の後悔」の中で「歯を失ったこと」が健康部門で1位と言う結果
でした。
歯は失ってから初めて、有り難みに気づくのです。
歯を失うことは、食事を取りづらい
食事の楽しみを失うと言うこと以外にも
体全体の多くの疾患に繋がります。
体の健康と一緒にお口の中の健康も
保って8020になれるようにしましょう。